ロレックス芸術交流企画が新指導者陣発表


アニッシュ・カプーア

『ロレックス メントー&プロトジェ アートプログラム』は、様々な芸術分野の巨匠をメントー(指導者)として、若手をプロトジェ(生徒)として招待し、期間中の交流から新たな創造力を育成するプロジェクト。その第5期、2010〜2011年のメントーたちが発表された。

視覚芸術分野では、ロンドンを拠点に活躍するインド出身のアニッシュ・カプーア。大規模インスタレーションや屋外彫刻で知られ、1991年のターナー賞作家でもある。舞踊のメントーを務めるのは、前衛的なジャドソン・ダンス・シアター共同設立(62年)以来ダンス界を牽引してきたトリシャ・ブラウン(アメリカ)。映画では、数々の国際映画賞に輝き北京オリンピックでは開会式と閉会式の演出も務めた張芸謀(チャン・イーモウ、中国)、文学では作家・詩人のハンス・マグヌス・エンツェンスベルガー(ドイツ)、音楽では作曲家・プロデューサー・音楽理論家のブライアン・イーノ(イギリス)、舞台芸術には古典・現代オペラと演劇の演出を手がけてきたピーター・セラーズ(アメリカ)が、それぞれ選ばれている。

この後、上記の各メントーのプロトジェとなる若手アーティストが選出される予定。なお、前回は視覚芸術分野のプロトジェに日本の半田真規が、同メントーにドイツのレベッカ・ホルンが選ばれている。

詳細:http://www.rolexmentorprotege.com/en/news/2010-2011-mentors-announcement.jsp

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