2010釜山ビエンナーレ展示監督に東谷隆司就任

■Biennaler

同ビエンナーレの展示監督に外国人が迎え入れられるのは今回が初めて。組織委員会側は展示監督推薦委員会を構成し、国内外の展示専門家147人の中から選出したと説明した。

東谷氏はインディペンデント・キュレーターとして東京芸術大学(西洋画専攻)を卒業後、同大学院修士課程を修了。94年から世田谷美術館に勤務、以降2002メディアシティソウルのコミッショナー、東京・森美術館アソシエイト・キュレーター、2008釜山ビエンナーレ現代美術展ゲスト・キュレーターを歴任し、日本国内の美術館およびギャラリーなどで注目される実験的展示の企画も担当した。

釜山ビエンナーレ
http://www.busanbiennale.org/

東谷隆司公式サイト
http://azumaya.i-elements.net/

また、東谷氏はアートイット15号の中で、ヴェネツィア・ビエンナーレの自国館をキュレーションすると想定した「シャドーパビリオン」企画に参加、日本館を「シャドーキュレーション」している。
『ART iT』15号 「JAPANESE SHADOW PAVILION」86-87ページ
https://www.art-it.asia/fpage/?OP=mag

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