艾未未が四川・成都市で拘束後、解放

中国出身のアーティスト、艾未未(アイ・ウェイウェイ)が8月12日、中国四川省の成都市にて、警察に拘束さていたことがわかった。現在は解放され、北京のスタジオに戻っているという。艾は環境活動家で作家の譚作人(タン・ツォレン)の公判に弁護側証人として出廷するため、成都入りしていた。譚は2008年の四川大地震で亡くなった子供たちの名簿作成プロジェクトを進行していた人物。艾自身もこれまでこうした名簿の作成や公表を行っている。現在、東京の森美術館で開催中の大規模個展『アイ・ウェイウェイ展-何に因って?』では、地震で命を落とした子供たちを悼むかのような作品も出展されている。

※8月13日19時追記:同行していたボランティアのひとりがその後も拘束されていることを受け、艾は13日朝に再度、成都に向かったという。

ART iTおすすめ展覧会:『アイ・ウェイウェイ展―何に因って?』
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