小谷元彦らの新作が東陽町に恒久設置


Hallucigenia 2009年 
ガラス、ステンレス 363 x 283 x 262 cm

現代美術作家、小谷元彦らの新作が今春から、東陽町に新設されたスカパー東京メディアセンターのコミッションワークとして恒久設置されている。2003年のヴェネチア・ビエンナーレ出品作家であり、触覚的な彫刻作品が特徴である小谷の新作「Hallucigenia」は、眼球をモチーフとした円形ガラス約1,000個から成る立体で、高さは3mを超える。同館内には、ほかにも中西信洋、山本一弥、横溝美由紀の新作を設置。

また、この建物の設計施工を手がけた竹中工務店の本社ビルが隣接しており、こちらはエントランス前の祐成政徳による大型彫刻をはじめ、名和晃平、国谷隆志、田中朝子、大巻伸嗣の各作品が設置されている。なお、これらの作品は一般には非公開である。

ART iT展覧会レビュー:小谷元彦『SP4 ‘the specter’ in modern sculpture』(2009年)
https://www.art-it.asia/u/admin_exrev/Xm50vncK8BrwAJslVd7g

ART iTアーカイブ:2008年冬春号=小谷元彦インタビューを収録(会員向けコンテンツ)
https://www.art-it.asia/fpage/?OP=mag

ART iTインタビュー:小谷元彦(2007年)
https://www.art-it.asia/u/admin_interviews/hYOyfTecAHlLXKBD4JMk/

ART iT公式ブログ:大巻伸嗣(会員向けコンテンツ)
https://www.art-it.asia/u/ab_ohmakis/

ART iT公式ブログ:名和晃平(会員向けコンテンツ)
https://www.art-it.asia/u/ab_nawak/

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