第2回恵比寿映像祭

2月19日(金)~28日(日)
東京都写真美術館(恵比寿)


シリン・ネシャット「男のいない女たち Women Without Men」2009年

多角的な視点から「映像とは何か?」を問いかけるフェスティバルの第2回は、意外にも「歌をさがして」がテーマ。「歌」と「映像」との共通点として「記憶や物語、歴史や共同体を形成する媒介」という特性を見出し、映像について考える。無料の作品展示では、ビデオアートの名作をリメイクしたポール・マッカーシーとマイク・ケリー、歌や言葉への関心を作品化したカタリーナ・ズィディラーらに加え、初期ビデオアートの巨匠、ナムジュン・パイクやヴィト・アコンチの作品などが登場する。有料の上映プログラムは、2009年ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞に輝いたシリン・ネシャットの長編映画や、ジャーナリズムの視点から美術作品を制作するアルフレッド・ジャーの短編映画をはじめとする充実した内容。ほか、美術館外でのオフサイト展示や、ライブパフォーマンスなどのイベントも見逃せない。

詳細:http://www.yebizo.com/

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