『松井紫朗 —亀がアキレスに言ったこと 新しい世界の測定法—』@ 豊田市美術館

『松井紫朗 —亀がアキレスに言ったこと 新しい世界の測定法—』
6月11日(土)– 8月28日(日)
豊田市美術館
http://www.museum.toyota.aichi.jp/


「Channel」(2010) あいちトリエンナーレでのインスタレーション

有機的でダイナミックな彫刻によって早くから「関西ニューウェーヴ」の担い手の一人として注目されてきた美術家、松井紫朗(1960年、奈良県生まれ、京都市立芸術大学准教授)の個展『松井紫朗 —亀がアキレスに言ったこと 新しい世界の測定法—』が愛知県の豊田市美術館で開催される。

本展では、1980年代の初期作品から90年代の金属やシリコーンラバーを用いた代表作、2000年代の庭園を思わせる作品、さらに豊田市美術館の特徴ある建築空間と一体化した大規模なバルーンによる体験型インスタレーションの新作「one man’s ceiling is another man’s floor」などを紹介する。また、国際宇宙ステーション「きぼう」で実施された松井のプランニングによる最新パイロットミッション「手に取る宇宙 ~Message in a Bottle~」も映像や関連資料と共に公開する。

なお、会期中には松井紫朗のワークショップ&トークなどの関連イベントも開催する。制作中のカタログはミュージアムショップ内で予約(完成次第郵送)を受け付けている。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)
宇宙ステーション・きぼう: 文化・人文社会科学利用(EPO)
http://iss.jaxa.jp/utiliz/epo/

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