2011年1月15日、東京のルイ・ヴィトン表参道ビル7階に「エスパス ルイ・ヴィトン 東京」がオープンする。
パリのシャンゼリゼ通りにあるメゾン ルイ・ヴィトン7階にエスパス・キュルテュレル ルイ・ヴィトンが設立5周年を迎えたのを記念して、東京にもアートスペースが新たに開設される運びとなった。エスパス ルイ・ヴィトン 東京ではパリのエスパスと同様に、若いアーティスト・著名なアーティストによる個展・グループ展などを年に4回ほどのペースで開催していく予定とのことである。
最初の展覧会は「都会の現実（urban reality）」を主体としたインスタレーションで知られるグザビエ･ヴェイヤンの個展（『FREE FALL』2011年1月15日–5月8日）。ヴェイヤンは2009年、村上隆の前にヴェルサイユ宮殿で展示をしたアーティスト。2002年9月に建築家、青木淳が積み重ねたトランクにインスピレーションを得てデザインした建物の7階に位置する開放的な空間にインスピレーションを得て制作された新作4点——「Regulator」「Free Fall」「Tokyo Statue」「Stabile nº1」（全て2011年）——を展示する。
（文中敬称略）
グザビエ･ヴェイヤン『FREE FALL』
会場： エスパス ルイ・ヴィトン 東京
会期： 2011年1月15日–5月8日
エスパス ルイ・ヴィトン 東京
東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル7階
TEL 03-5766-1088
12:00–20:00 不定休
https://www.art-it.asia/u/espacelv/