公募|おおさかカンヴァス2016

2016年4月25日より、大阪府が主催する都市や地域の新たな魅力を発見、発信することを目的としたアートプロジェクト「おおさかカンヴァス」の作品募集が行なわれている。今年度は、1970年の日本万国博覧会の跡地、岡本太郎の「太陽の塔」が残る万博記念公園が作品発表の舞台となる。

おおさかカンヴァスとは、2009年に実施された「木津川ウォールペインティング」を母体に、翌2010年から、アーティストやクリエイターに各自のアイディアを公共空間で実現する機会を提供してきた。以来、河川や道路、公園などの公共空間を舞台に、西野達ややなぎみわ、淀川テクニック、タムラサトル、横山裕一、加藤翼などが、さまざまな表現形態の作品を発表してきた。

大阪万博のテーマ「人類の進歩と調和」を継承する万博公園の魅力発掘および発信などを審査基準に、採用作品には500万円を上限に主催者の予算の範囲内で制作支援が提供される。審査員を務めるのは、建畠晢、玉置泰紀、ヤノベケンジ、忽那裕樹、塩山諒、そして、特別審査員の増田セバスチャンの6名。

応募受付は6月20日(月)必着。結果は8月上旬に発表され、11月中旬から12月初旬にかけて、作品展示、発表が行なわれる予定(※作品展示・発表開始を10月中旬に前倒しする可能性あり)。詳細は公式ウェブサイトを参照。

おおさかカンヴァス推進事業http://osaka-canvas.jp/

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