2016年4月17日、トーキョーワンダーサイト（TWS）は、あらゆるジャンル、表現に門戸の開かれたプラットフォームを目指した新しい公募プログラム「オープンサイト」の企画の募集を開始した。
「オープンサイト」は、パフォーマンスや展覧会の企画のみならず、映像作品の上映やレクチャー、シンポジウム、ワークショップ、調査研究の展示発表など、内容、形式を問わず、あらゆる企画を対象とした公募プログラムで、これまでにTWSが実施してきた「トーキョー・エクスペリメンタル・フェスティバル」と「展覧会企画公募」を発展する形で新設された。また、採用された企画への支援内容も、制作支援金の支給対象の拡大や海外居住者へのTWSレジデンス（宿泊施設）の提供など、より充実したものとなっている。
募集企画は、開始時刻と終了時刻があり、時間経過に沿って展開するタイム・ベースの企画「プロジェクトA」、展覧会など、展示空間を活用して実施するスペース・ベースの企画「プロジェクトB」のいずれかに該当するもの。新しい表現を希求し、創造の場を社会へと開いていく意欲がある企画や、高い構成力や独自性の認められる企画が求められる。採用された企画は、TWS本郷を会場に、2016年10月15日（土）から2017年3月26日（日）の期間に実施される。審査員は、三輪眞弘（作曲家、メディアアーティスト、情報科学芸術大学院大学教授）、畠中実（NTTインターコミュニケーション・センター［ICC］主任学芸員）、杉田敦（美術評論家、女子美術大学教授）、今村有策（トーキョーワンダーサイト館長）、黒田みのり（トーキョーワンダーサイト事業課長）の５名。
応募締切は2016年5月23日（月）必着。詳細は下記ウェブサイトを参照。
トーキョーワンダーサイト：http://www.tokyo-ws.org/
TWS オープンサイト：http://www.tokyo-ws.org/application/2016/04/opensite.shtml
