世界初のオンライン限定アートフェア、VIPアートフェア 開催

2011年1月22日より、世界初の試みとなるオンライン限定のアートフェア、VIPアートフェアが開催される。VIPアートフェア(VIPは「Viewing in Private」の略)はジェームス・コーハン・ギャラリーのオーナー、ジェームス・コーハンがインターネット起業家のヨナス・アルムグレン、アレッサンドラ・アルムグレン夫妻とともに創設。記念すべき第1回目となる今回は世界30カ国、139のコンテンポラリー・アート・ギャラリーが参加する。日本からはVIP創設ギャラリーのひとつであるギャラリー小柳のほか、オオタファインアーツ、スカイ・ザ・バスハウス、ミヅマアートギャラリーが参加を予定している。

フェア参加者は自宅に居ながらにしてジャクソン・ポロック、フランシス・ベーコン、アンゼルム・キーファー、ダミアン・ハースト、村上隆などから若手アーティストの作品まで閲覧が可能。オンライン上での閲覧という特性を活かし、3次元モードにて様々な角度から見たり、作品の表面を微細に観察できるほか、関連のある他のアート作品と共に見たり、作品以外のアーティストの経歴やインタビューなど様々な情報を享受できる。

アートフェアの閲覧およびオンラインツアーへの参加には無料登録が必要。そのほか、VIPチケット購入(100ドル、24日以降は20ドル)によりギャラリーとの双方向のやり取りやキュレーターや評論家によるオンラインツアーへの参加、世界的なアーティストのスタジオを撮影したビデオの閲覧などの特典が可能となる。

チケット購入方法等、詳細な情報は以下の公式サイトを参照のこと。

VIP ART FAIR
2011年1月22日(土)-1月30日(日)
http://vipartfair.com/

後日、レポート掲載予定。

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