2011年プリツカー賞、エドゥアルド・ソウト・デ・モウラが受賞

2011年3月28日、ハイアット財団は建築界のノーベル賞に例えられるプリツカー賞の今年の受賞者にポルトガル人建築家エドゥアルド・ソウト・デ・モウラを選出したことを発表した。
ポルトガル人としてはアルヴァロ・シザ以来2人目の受賞者となったソウト・デ・モウラは主にポルトガル国内の建築を手掛け、近年の代表作としてパウラ・レゴ美術館、ポルトのブルゴ・タワー、ブラガ・スタジアムがあげられる。また、2004-05年にはアルヴァロ・シザとともにロンドンのサーペンタイン・パビリオンも手掛けている。
プリツカー賞は1979年にハイアット財団が創設。原則として1年にひとりの建築家が選出されている。歴代日本人受賞者には、丹下健三(1987)、槇文彦(1993)、安藤忠雄(1995)、そして昨年のSANAA(妹島和世、西沢立衛)がいる。

プリツカー賞公式ウェブサイト:http://www.pritzkerprize.com/

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