第3回絹谷幸二賞受賞者決定

2011年2月23日、第3回絹谷幸二賞を桑久保徹、奨励賞を西田菜々子が受賞することが同賞主催の毎日新聞社より発表された。同賞は日本芸術院会員で東京藝術大学名誉教授の画家、絹谷幸二の協力のもと、2009年に設立。35歳以下の若手画家を応援し、具象絵画の可能性を広げることを目的とする。国内で開催の展覧会に出品された、具象的傾向の絵画で、基本的に筆またはそれに準じる画材・身体を用い、紙やキャンバスなどに描いているものを対象する。毎日新聞社が推薦を依頼した美術館学芸員、美術評論家、ジャーナリストらの推薦をもとに、3人の選考委員の審査により受賞者が決定される。贈呈式は3月16日、東京都千代田区の学士会館で行われる。
過去、絹谷幸二賞を大谷有花(第2回)、福永大介(第1回)が受賞、奨励賞を小沢さかえ(第2回)、坂本夏子(第1回)が受賞している。

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