公募|神戸アートビレッジセンター「1floor」

2016年4月8日、神戸アートビレッジセンターは、若手芸術家・キュレーター支援企画「1floor」の企画の募集を開始した。

「1floor」は、2008年に若手アーティストやキュレーターの育成を目的として設立された公募企画。神戸アートビレッジセンター1階の「KAVCギャラリー」とコミュニティースペース「1room」という特色の異なるふたつの空間を使用した展覧会企画を募集している。採用された企画は、同センタースタッフの協力のもと、実現を目指していくため、応募者には展覧会の制作プロセスに関心を持ち、ミーティング、会期中の来館など、展覧会への積極的な参加意欲が求められる。サポート内容は、制作費補助最高20万円と来館交通費補助1万円のほか、展覧会にかかる基本経費、同センタースタッフによる展示及びキュレーションサポート、広報協力、展覧会記録カタログの作成。昨年は川田知志と山城優摩による二人展『対岸に落とし穴』が採用され、約1カ月間の展覧会を開催した。

審査員を務めるのは、池上司(西宮市大谷記念美術館学芸員)、伊庭靖子(画家)、久門剛史(美術作家)、福永信(小説家)、林正樹(神戸アートビレッジセンター美術担当)の5名。

応募締切は2016年6月13日(月)必着。応募された企画の中から6月中旬に入選者を決定する。詳細および募集要項のダウンロードは下記URLを参照。

若手芸術家・キュレーター支援企画「1floor」
http://kavc.or.jp/art/1floor/2016

1floor 2015「対岸に落とし穴」展示風景

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