槇文彦、アメリカ建築家協会より金メダルを受賞

2010年12月17日、アメリカ建築家協会(AIA)は槇文彦に今年度のAIAゴールドメダルを授賞することを発表した。

1907年に創設された同賞は建築理論、実践へ多大な影響を与えた個人へ与えられる最も名誉ある賞のひとつとして知られ、今回の槇で67人目の受賞者となる。1928年生まれの槇はモダニズム建築の正統的な建築家として知られるほか、1960年代のメタボリズム運動にも関わっている。また、ヒルサイドテラス、スパイラル(東京)、イエルハブエナ公園視覚芸術センター(サンフランシスコ)、風の丘葬祭場(大分)、TRIAD(長野)、ペンシルベニア大学アネンバーグ・パブリックポリシーセンターなど数多くの有名建築を設計している。

過去の日本人建築家の同賞受賞者には丹下健三(1966)、安藤忠雄(2002)がいる。

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