2015年7月31日より、アーツカウンシル東京（公益財団法人東京都歴史文化財団）が、「東京芸術文化創造発信助成 第Ⅱ期」の公募を開始している。
アーツカウンシル東京では、東京の芸術文化の魅力を向上させ、世界に発信していく創造活動とその担い手を支援するため、東京を拠点とする芸術団体等に対して活動経費の一部を助成している。また、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催決定を受け、今後、具体化に向けて検討が始まるさまざまな文化プログラムにも視野に入れ、積極的な支援を予定している。
今回は「単年助成プログラム」のみの募集で、2015年10月1日以降に開始し、2016年9月30日までに終了する活動が対象となっている。対象分野は、音楽、演劇、舞踊、美術、映像、伝統芸能、特定のジャンルにとらわれない芸術交流活動及びフェスティバルなど複合的な活動で、美術・映像分野及び伝統芸能分野においては、個人申請も可能となっている。また、対象となる活動も都内での公演、展示といったものから国際的な芸術活動、人材育成やアーカイブ、教育普及など芸術創造環境の向上に資する活動など幅広い。
審査基準は、実現性に加え、革新性・独創性、影響力・普及力、国際性、将来性・適時性、継承性（伝統芸能の場合）の観点を重視し、申請者、申請団体の現状に則した助成方針を定めている。
応募締切は8月28日。そのほか、詳細はアーツカウンシル東京の公式ウェブサイトを参照。
アーツカウンシル東京：http://www.artscouncil-tokyo.jp/
平成27年度 第Ⅱ期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]