フリーズ・ニューヨーク開催


写真 ART iT

2012年5月4日、フリーズ・ニューヨーク2012がスタートした。ロンドンで毎年開催されているフリーズ・アートフェアがニューヨークに進出し、これが第一回目の開催。ニューヨークの伝統的なアートフェアであるアーモリー・ショーとは時期をずらしながら、アーモリー同様、オークション時期に併せて開催している。

初めてのフェアとして注目を集めるなか、出展者にも来場者にも好評だったのは、フェアの会場デザイン。ニューヨークで活動するフロリアン・アイデンバーグとジン・リュウの二人組が設立した建築オフィス、ソ・イル(Solid Objectives – Idenburg Liu )が創りだした空間は、自然光が溢れ、緑も見える開放的な空間であった。

アートバーゼルを6月に控え、ヨーロッパのコレクターは少ないものの、アメリカ人コレクターを購買層としてセールスは軒並み好調の様子。ルドルフ・シュティンゲル(ガゴーシアン・ギャラリー)、スターリング・ルビー(グザヴィエ・フフケンス)、パウリーナ・オロウスカ(フォクサル・ギャラリー財団)など中堅、若手のアーティストの作品が人気であった。

日本からは小山登美夫ギャラリー、タカイシイギャラリー、タロウナス、若手ギャラリー対象のフレーム部門にタケニナガワ、ミサコ&ローゼンが参加している。

フォトレポート
Frieze New York Part 1
Frieze New York Part 2
Frieze New York (Focus+Frame)

Copyrighted Image