第7回ベルリン・ビエンナーレ 出品作品を公募

第7回ベルリン・ビエンナーレ 出品作品を公募

2012年に開催する第7回ベルリン・ビエンナーレが、リサーチのために世界中のアーティストを対象とした公募を行う。

提出資料はA3判以下の大きさのハードコピー、印刷されたイメージ、デジタル形式のデータ、DVD、もしくはA4判のPDFやFAXでも受け付ける。アーティストによるコメントや解説には言語の制限はないが、英語以外の言葉の場合には英訳文の添付が必要になる。

今回はアーティストが自らを政治的だと考えるかどうかについての調査も兼ねるため、資料を提出する美術家は政治的な立場(例: 右派、左派、リベラル、国家主義者、アナーキスト、フェミニスト、マスキュリニストなど、当てはまると思う政治的立場なら何でも可)、あるいは政治に全く興味がない場合もその旨申告することが希望されている。

ベルリン・ビエンナーレの公式ウェブサイトにおいて、今回のキュレーターを務めるアルトゥール・ジミェフスキが、今日においてアーティストに政治的な立場を聞くことの必要性を表明しているが、その政治的立場を基準として出品作品を選ぶことはないと明記している。

ステートメントないしプレゼンテーションは原本の郵送、あるいはEメールやFAXを通じて以下の連絡先に2011年1月15日までに送付:

Berlin Biennale
– Open Call –
KW Institute for Contemporary Art
Auguststr. 69
10117 Berlin/Germany

e-mail: call@berlinbiennale.de
fax: +49. 30. 24 34 59 88

なお、公募に応じることで第7回ベルリン・ビエンナーレへの参加が保証されるわけではない。提出した資料はビエンナーレの文脈の中で使用されたり印刷されたりする可能性があることについても注意する必要がある。

ニュース
第7回ベルリン・ビエンナーレのキュレーターはポーランド人のアーティストに(2010/11/15)

Berlin Biennale – Open Call
http://www.berlinbiennale.de/index.php?option=com_content&task=blogcategory&id=188&Itemid=252

Berlin Biennale – Explanation Artur Żmijewski
http://www.berlinbiennale.de/index.php?option=com_content&task=blogcategory&id=189&Itemid=253

Berlin Biennale
http://www.berlinbiennale.de

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