公募|第18回文化庁メディア芸術祭

アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門の優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会の提供を目的としたメディア芸術の総合フェスティバルを謳う文化庁メディア芸術祭の作品募集が2014年7月7日よりはじまる。

文化庁メディア芸術祭は、1997年以来、同時代のテクノロジーや社会状況に批評的な視点を与え、多様化する価値観に対し想像力の共有をもたらす「メディア芸術」を紹介している。2008年以降は毎年2月に国立新美術館で開催し、平均5万人以上の来場者を数え、現在、受賞作品の国内外での鑑賞機会も増えている。

募集対象は、過去1年間(2013年9月13日〜2014年9月2日)に完成、または発表された作品。応募された作品は審査委員による審査を経て、部門ごとに大賞、優秀賞、新人賞、審査委員会推薦作品、および功労賞が与えられる。昨年度は過去最多となる世界84の国と地域から、4,347の応募が寄せられ、来月からはじまる札幌国際芸術祭への参加も発表されているカールステン・ニコライがアート部門の大賞を受賞している。


昨年度[第17回]文化庁メディア芸術祭受賞作品展の様子 提供:文化庁メディア芸術祭事務局

今年度のアート部門の審査委員を務めるのは、植松由佳(国立国際美術館主任研究員)、岡部あおみ(美術評論家)、佐藤守弘(視覚文化研究者/京都精華大学教授)、高谷史郎(アーティスト)、三輪眞弘(作曲家/情報科学芸術大学院大学教授)の5名。

締切は2014年9月2日(火)日本時間18:00必着。応募方法など詳細は公式ウェブサイトを参照。

第18回文化庁メディア芸術祭:http://j-mediaarts.jp

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