レム・コールハース、次回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展のディレクターに

2013年1月8日、ヴェネツィア・ビエンナーレ評議会は2014年に開催される第14回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展のディレクターに、レム・コールハースを任命した。
レム・コールハースは1944年、オランダ、ロッテルダムに生まれ、建築及びその隣接領域における最も重要な人物のひとりとして知られる。2000年にはプリツカー賞、2010年には同ビエンナーレより「生涯功績への金獅子」を受賞している。コールハースは今回の指名に対して、「これまでにあらゆる建築家が、さまざまな場所、時代に用いてきた建築の基本要素を新たな視線から見つめ、新しい何かを発見できるか考えていきたい」と述べた。
なお、昨年の同ビエンナーレには世界各地より17.8万人以上が訪れ、伊東豊雄がコミッショナーを務めた日本館展示「ここに、建築は、可能か」が国別参加部門における金獅子賞を受賞した。

第14回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展
2014年6月7日–11月23日
ジャルディーニ、アルセナーレ、ほか
http://www.labiennale.org/

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