公募|おおさか創造千島財団


クリエイティブセンター大阪

一般財団法人おおさか創造千島財団は、大阪における創造活動に対する2018年度の助成金対象事業の公募を開始した。公募対象は「創造活動助成」と「スペース助成」の二種類。申請書の記入方法や助成申請書に関する予約制の個別相談会も開催している。申請締切は、2018年1月12日(金)※当日消印有効。

創造活動助成」は、大阪府を活動拠点とする対象者が海外を含む大阪府内外で行なう活動、大阪府以外に拠点がある対象者が大阪府内で行なう活動を対象としており、活動資金の一部を助成金として交付する。創造的な活動であれば、ジャンルは問わず、対象活動には、作品発表のほかに、環境整備やシステムづくりなど幅広い活動を含む。助成金額は1件あたり100万円を上限とし、「大阪の創造環境整備や、創造都市としての大阪の魅力向上に寄与するか」「社会に新たな視点や価値観を提示するような独創性のある内容か」「スケジュール・資金ともに計画が十分検討されており、実現性が高い活動か」「助成金の成果が当該活動のみにとどまらず、波及効果が見込めるか」「本助成金の必要性」といった点を考慮して、10件以内の活動が助成対象に選ばれる。助成対象期間は2018年4月1日から2019年3月31日まで。

スペース助成」は、クリエイティブセンター大阪(スタジオ・パルティッタを除く)を利用して行なう創造的な活動、一般に公開され、情報発信を伴う活動を対象としており、単年度と2年連続の助成がある。助成金額は1件あたり100万円を上限とし、「創造都市としての大阪の魅力向上に寄与するような、独創性のある内容か」「造船所跡地という場の特殊性を存分に活かす活動か」「スケジュール・資金ともに計画が十分検討されており、実現性が高い活動か」「施設内のリスクを十分に考慮し管理ができる体制が整っているか」「助成金の成果が当該活動のみにとどまらず、波及効果が見込めるか」といった点を考慮して、4件以内の活動が助成対象に選ばれる。助成対象期間は2018年4月1日から2019年3月31日まで(2年連続助成申請の場合は2020年3月31日まで)。

2011年に千島土地株式会社の設立100周年を記念して創設されたおおさか創造千島財団は、翌2012年より公募助成事業をはじめ、名村造船所大阪工場跡地を中心とした北加賀屋地区を拠点に、アートを切り口とした地域活性化に取り組んでいる。選考委員は、甲斐賢治(せんだいメディアテーク アーティスティック・ディレクター/NPO法人remo[記録と表現とメディアのための組織])、橋本梓(国立国際美術館主任研究員)、橋本裕介(ロームシアター京都/KYOTO EXPERIMENTプログラムディレクター)、松村貴樹(『IN/SECTS』編集長)。選考の結果は、2018年4月上旬(予定)に各申請者に書面で通知される。そのほか、詳細は公式ウェブサイトを参照。

おおさか創造千島財団http://www.chishimatochi.info/found/

助成申請相談会
2017年12年20日(水)、2018年1月10日(水)
各日ともに13:30-16:30(1組30分程度)
会場:一般財団法人 おおさか創造千島財団
〒559-0011 大阪市住之江区北加賀屋2丁目11番8号 千島ビル4階
※要予約・前日までにメール(found@chishimatochi.info)もしくは
電話(06-6681-7806)にて申込。
(既に11/15の相談会は終了)

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