ジャッドの自宅を改装、パブリックスペースに

ドナルド・ジャッド(1928-1994)の作品を管理するドナルド・ジャッド財団は2010年6月3日、ニューヨーク、スプリング・ストリート101番地にあるジャッドの自宅を改装することを発表した。6月3日は生きていれば82歳になる、ジャッドの誕生日。
ソーホーの中心にあるこの自宅は5階建てで、ジャッド自身の作品だけでなく彼が収集した作品も展示されている。ジャッドはこの1870年に建てられたビルを1968年に購入した。
ジャッド財団は3年をかけて、予算2500万ドル(およそ23億円)で改装を行ない、2013年にオープンの予定。すでに半額は確保しているとのことであるが、これからファンドレイジングのキャンペーンを行い、残りの予算を集める予定。
1階部分をトークやレクチャーを行うパブリックスペースとして使う予定。上階は、ハンス・アルプ、マルセル・デュシャン、ダン・フレヴィン、クロース・オルデンバーグ、アド・ラインハルトなどの作品が展示される予定。

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