釜山ビエンナーレ2010 開幕

2010年9月11日- 11月20日

2010年9月11日、第5回目となる『釜山ビエンナーレ 2010』がスタートした。開始より10年目となる今回のビエンナーレのアーティスティックディレクターはインディペンデントキュレーターの東谷隆司。東谷は2008年に行われた前回の同ビエンナーレにおけるキュレーターのひとりであった。

今回は「Living in Evolution」をテーマに人類の進化と、個人の人生を超えた人類の長大な時間や空間の広がりについて考察する展覧会となっている。
東谷は、ビエンナーレのために釜山に今年4月より長期滞在し、地元の作家リサーチを行い、これまで関連企画として独自の展覧会であったシー・アートフェスティバルもメインの展覧会に組み込むなど、積極的な取り組みを見せている。日本からの参加作家は、足立喜一郎、金山明、鴻池朋子、小松宏誠、徐美姫、名和晃平、村岡三郎、ヤノベケンジ。
会場はメイン会場の釜山市立美術館のほか、ヨットセンター、広安里ビーチ、釜山文化センター、釜山市役所など市内数カ所にわたる。

(文中敬称略)

詳細は釜山ビエンナーレ公式ウェブサイト
http://2010.busanbiennale.org/eng/02/01.php

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