公募|shiseido art egg

資生堂ギャラリーでは、次代を切り拓く先進性を備えるアーティストの活動を支援する公募展、第10回shiseido art eggの応募受付を6月1日より開始する。

shiseido art eggは、新進アーティストの支援という資生堂のメセナ活動の原点に立ち戻り、ギャラリーの門戸を広く開放する公募展として、2007年(2006年応募)に設立された。2013年に日産アートアワードを受賞した宮永愛子をはじめ、数多くの受賞者/入選者が幅広い活動を展開している。今年の第9回shiseido art eggでは、川内理香子、飯嶋桃代、狩野哲郎が入選、展示を開催し、川内がshiseido art egg賞を受賞している。

審査は、応募されたポートフォリオと展示プランをもとに、活動理念、作品のクオリティー、「資生堂ギャラリーの空間でなにをどのように表現しようとしているのか」の3点を評価のポイントとして行なわれる。7月中旬に実施されるポートフォリオ審査を担当するのは、岡部あおみ(美術評論家)、水沢勉(神奈川県立近代美術館館長)と資生堂ギャラリー学芸スタッフ。

8月中旬に公式ウェブサイト上で発表された入選者には、制作費補助として30万円のほか、学芸スタッフ、専門スタッフの協力、カタログ作成など本格的なサポートを含む展覧会の機会が与えられる。入選した3人/組の展覧会終了後、さまざまな芸術ジャンルで活躍する3人の審査員がshiseido art egg賞受賞者を選出し、受賞者には賞金20万円が贈呈される。

応募締切は6月15日(※当日消印有効)。応募用紙のダウンロードや応募要項など詳細(ポートフォリオ返却に関する改訂あり)は、下記URLを参照。

資生堂ギャラリーhttp://www.shiseidogroup.jp/gallery/artegg/


Both: 第9回シセイドウアートエッグ 川内理香子展「Go down the throat」撮影:加藤健

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