UIA2011東京大会(第24回世界建築会議)開催

2011年9月25日、世界中から約1万人の建築関係者が集まる世界最大級の建築イベント、世界建築会議(UIA大会)東京大会が、「DESIGN 2050」というテーマのもと、東京国際フォーラムを中心に都内各所で開催される。1948年、スイスのローザンヌで開催以来、同大会はほぼ3年に1度、世界の各都市で開かれ、24回目となる今回は日本での初開催となる。
21世紀に入り、世界規模で深刻化する諸問題に対し、今大会では「DESIGN 2050」をテーマに掲げ、21世紀の建築や都市はどうあるべきかを探求していく。サブテーマとして掲げられた「環境」「文化」「生命」に則した多彩なプログラムを通して、複雑に絡まり合った現代の諸問題を多角的に考える機会を創出し、未来を描き出す対話が繰り広げられる。
槇文彦、SANAAなど著名建築家による基調講演や特別講演など参加登録(有料)を必要とするプログラムを中心としているが、広く一般に向けた無料公開プログラムも用意されている。そのほか、『メタボリズムの未来都市展 戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン』(森美術館)や東京建築士会が主催する『東京を創る -Realizing Tokyo after 3.11』(東京国際フォーラム)といった展覧会をはじめ、シンポジウムやイベントなど都内各所にてさまざまな関連企画が計画されている。また、首都圏12の大学の研究室チームが一堂に会する『東京2050//12の都市ヴィジョン展』(丸ビルホール)も同大会に合わせて開催される。
参加登録方法や各プログラムの詳細は下記公式ウェブサイトを参照。

UIA2011東京大会(第24回世界建築会議)
2011年9月25日(日)–10月1日(土)
東京国際フォーラム、六本木ヒルズ、国立オリンピック記念青少年総合センターほか
http://www.uia2011tokyo.com/

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