TOTOギャラリー・間 25周年記念展とシンポジウム開催

2010年11月19日から2011年2月26日までギャラリー・間の25周年記念展、『GLOBAL ENDS—towards the beginning』が同ギャラリーにて開催される。

ギャラリー・間は、TOTO株式会社の文化活動として1985年に活動を開始して以来、建築とデザインの専門ギャラリーとして、133回の展覧会を開催。来月11月の創設25周年を機に、名称をこれまでの「ギャラリー・間」から「TOTOギャラリー・間」に改称するとともに、安藤忠雄(特別顧問)、岸和郎、内藤廣、原研哉、吉岡徳仁による「TOTOギャラリー・間運営委員会」を発足する旨、公式サイトにて公表している。

この新運営委員会による初の展覧会企画となる本展ではゲスト・キュレーターとして、ケン・タダシ・オオシマ(建築史家・ワシントン大学准教授)を迎え、東京、メルボルン(オーストラリア)、マデイラ島(ポルトガル)、サンティアゴ(チリ)、シアトル(アメリカ)、シンガポール、オロット(スペイン)からそれぞれ1組の建築家を招く。オオシマが座長を務めるシンポジウムは会期初日から2日間連続、建築会館ホールにて開催。招聘された7組がそれぞれの地域、文化、思想、実践について語り、互いの価値観の共有を試みる。また、2日目には運営委員会の岸、内藤、原らも参加する。

シンポジウムは要申し込み(抽選制)、定員350名、日英同時通訳付き。申し込み期間は11月6日(土)まで。出展者のプロフィール、各セッションのパネリストを含む詳細はギャラリー・間のウェブサイトを参照。

出展者: パウロ・ダヴィッド(ポルトガル)、ショーン・ゴッドセル(オーストラリア)、ケリー・ヒル(シンガポール)、石上純也(日本)、トム・クンディグ(アメリカ)、スミルハン・ラディック(チリ)、RCRアランダ・ピジェム・ヴィラルタ・アーキテクツ(スペイン)

(文中敬称略)

TOTOギャラリー・間 25周年記念展
GLOBAL ENDS—towards the beginning
会場: TOTOギャラリー・間(東京都港区南青山)
会期: 2010年11月19日(金)– 2011年2月26日(土)

シンポジウム
会場: 建築会館ホール(東京都港区)
セッション1: 2010年11月19日(金)16:30–20:30(15:30開場)
セッション2: 2010年11月20日(土)15:30–19:40(14:30開場)

ギャラリー・間
http://www.toto.co.jp/gallerma/

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