アジア太平洋酒造協会基金芸術賞2014、ファイナリスト発表

アジア太平洋地域を拠点に活動するアーティストを対象とするアジア太平洋酒造協会基金芸術賞2014のファイナリストに、渡辺豪やアリン・ルンジャン、第5回福岡アジア美術トリエンナーレ2014の参加アーティスト、グエン・チン・ティを含む15名のアーティストが選出された。

シンガポール美術館(SAM)とアジア太平洋酒造協会(APB)が主催する同賞は、同地域における現代美術の発展を促進することを目的とし、2008年以来、3年に一度開催されている。3回目となる今回は、上述した渡辺豪に加え、イケムラレイコ、近藤亜樹、諏訪敦、Chim↑Pom、和田昌宏ら105名のアーティストが24の国・地域からノミネートされていた。

審査はシンガポール美術館ディレクターのスージー・リンガムをはじめとする5名により選出されたファイナリスト15名は、約4ヶ月にわたってシンガポール美術館で開催される『アジア太平洋酒造協会基金芸術賞2014』展に参加する。同展会期中の2015年1月22日のセレモニーにて、アジア太平洋酒造協会基金芸術賞、審査員賞の受賞者が発表され、総額10万シンガポールドル(約830万円)の副賞が与えられる。また、同展来場者やオンラインでの投票をもとに選ばれるピープルズチョイス賞の投票は11月14日より開始。

前回はロデル・タバヤがアジア太平洋酒造協会基金芸術賞、会田誠、シェバ・チハッチ、ダニエル・クルークが審査員賞、マイケル・リーがピープルズチョイス賞をそれぞれ受賞している。

(追記:2015年1月16日)
ピープルズチョイス賞は、こちらの投票用ページからも投票可能。(※1月21日(水)まで)

アジア太平洋酒造協会基金芸術賞2014:
http://www.singaporeartmuseum.sg/apbfSAP2014.html

アジア太平洋酒造協会基金芸術賞2014
2014年11月14日(金)-2015年3月15日(日)
シンガポール美術館

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