第10回shiseido art egg展

資生堂ギャラリーでは、例年より約一カ月遅れて、第10回shiseido art egg(シセイドウ アート エッグ)を開催する。

資生堂ギャラリーでは、100年近く続く芸術文化への支援活動の一環として、2006年に次代を切り拓く先進性を備えるアーティストの活動を支援する公募展「shiseido art egg」を設立。昨年8月に、活動理念、作品のクオリティー、「資生堂ギャラリーの空間でなにをどのように表現しようとしているのか」を評価のポイントに、370名の応募から選出した資生堂ギャラリーでの個展を行なう3名のアーティストを発表。資生堂からの支援を受けて開催する3名の個展を受けて、石川直樹(写真家)、小沢剛(美術家)、藤野可織(小説家)の3名が審査を行ない、shiseido art egg賞の受賞者が決定する。

10回目を迎えるshiseido art eggでは、川久保ジョイ、GABOMI.、七搦綾乃の3名が、それぞれ約一カ月間の個展を行なう。2月3日からはじまる川久保の個展は、銀座という場の歴史を参照しつつ、ギリシャ神話を題材に現代社会を考察する展示となる。

資生堂ギャラリーhttp://www.shiseidogroup.jp/gallery/artegg/


川久保ジョイ「When the mist takes off the suns」(部分)2014年

川久保ジョイ
2月3日(水)-2月26日(金)
作家によるギャラリートーク:2月6日(土)14:00-14:30


GABOMI.「CHIMNEY」2015年

GABOMI.
3月2日(水)-3月25日(金)
作家によるギャラリートーク:3月5日(土)14:00-14:30


七搦綾乃「rainbows edge」2015年

七搦綾乃
3月30日(水)-4月22日(金)
作家によるギャラリートーク:4月2日(土)14:00-14:30

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