グッゲンハイム財団とBMW、共同で「BMWグッゲンハイム・ラボ」を創設

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2010年10月1日、グッゲンハイム財団とBMWは、2011年より6年間をかけて、世界の9都市を移動可能な建築物とともに巡回するプロジェクトを発表した。

ひとつのテーマのもとに、革新的かつ移動可能な建築物をラボとして制作し、3都市を2年間かけて巡回した後、ニューヨークのグッゲンハイム美術館にて特別展が開かれる。これをひとつのサイクルとして、3つの異なるテーマのもと、計6年間に渡ってプロジェクトが進行する。各テーマのもとに、都市問題についての研究と実験が行われ、アイデアを交換される場所としてラボが提供され、研究成果が展示される。さらに、イベント、ワークショップや討論会、パフォーマンスなどのプログラムも開催され、これらのプログラムへは無料で入場および参加できる。

最初のテーマは「Confronting Comfort: The City and You(快適さと取り組む:都市とあなた)」。2011年夏、北米にラボが設置され、秋には各種のプログラムが実行され、その後、欧州、アジアに移動する予定である。今回の建築を担当するのは日本のアトリエ・ワン、グラフィックを担当するのは韓国のSulki&Minである。BMWグッゲンハイム・ラボのキュレーターはグッゲンハイム美術館の建築・デザイン・アシスタント・キュレーターのデイヴィッド・ファンデル・リーアとアシスタント・キュレーターのマリア・ニカノールが担当する。

BMW Guggenheim Lab
http://www.guggenheim.org/guggenheim-foundation/collaborations/bmw-guggenheim

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