第4回アジアン・アート・ビエンナーレ

2013年10月5日より、国立台湾美術館を舞台に第4回アジアン・アート・ビエンナーレが開幕する。

前回に引き続きキュレーターを務める同美術館キュレーターのアイリス・シュウピン・ホアンは、近年のアジア美術に見られる傾向のひとつとして、「返常[Everyday Life]」を総合テーマに掲げる。

2007年に同美術館によって創設されたアジアン・アート・ビエンナーレ、4回目を迎える今回はイスラエル、日本、インドネシア、マレーシア、オーストラリア、香港、台湾などの国や地域から、約30名のアーティストが参加する。日本からは岩崎貴宏、下道基行、塩田千春が参加。その他、昨年、広島市現代美術館や金沢21世紀美術館にて個展を開催したス・ドホ、第55回ヴェネツィアビエンナーレにも参加中のリー・キット、アリン・ルンジャン、今週末より熊本市現代美術館で開催される巡回展『Welcome to the Jungle 熱々!東南アジアの現代美術』に出品しているアラヤー・ラートチャムルンスック、森美術館で開催した『Love展』に出品していたゴウハル・ダシュティ、サンクトペテルブルクやモスクワを拠点に活動するコレクティヴ・シトー・ジェーラチ[Chto Delat]などが参加する。

第4回アジアン・アート・ビエンナーレ
2013年10月5日(土)-2014年1月5日(日)
http://www.asianartbiennial.org/2013/

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