六本木ヒルズ
2015年4月25日、東京・六本木の森美術館が約４か月にわたる改修工事期間を経て、リニューアルオープンする。
昨年の開館10周年を機に、日本、アジア、そしてグローバルなアートシーンにおける自らの役割と方向性を明確にした森美術館は、多様化する現代美術の表現に柔軟に対応できるよう、展示空間の高機能化を図り、そのミッションとビジョンの実現を目指す。なお、リニューアルオープン後には、森美術館が収集してきた現代美術のコレクションを紹介するプログラム「MAMコレクション」、シングル・チャンネルの映像作品を280インチのスクリーンで上映する「MAMスクリーン」、アジア各地のアーカイブ、研究機関、研究者などとの恊働企画を前提とした、作品展示に限定されない映像、写真、文書、史料などを紹介する「MAMリサーチ」のプログラムが始動する。
リニューアルオープン第一弾となるプログラムは以下の通り。
企画展
『シンプルなかたち展：美はどこからくるのか』
2015年4月25日（土）-7月5日（日）
同時開催
MAMコレクション001：
ふたつのアジア地図——小沢剛＋下道基行（企画：片岡真実）
MAMスクリーン001：
ビル・ヴィオラ初期映像短編集（企画：近藤健一）
MAMリサーチ001：
グレイト・クレセント 1960年代のアートとアジテーション——日本、韓国、台湾