フューチャー・ジェネレーション・アート・プライズ2017、応募受付

キエフのピンチューク・アートセンターでは、次世代のアーティストの発掘、評価、長期的な支援を目的に設立したフューチャー・ジェネレーション・アート・プライズの公募を実施している。

フューチャー・ジェネレーション・アート・プライズは、ウクライナのコレクター、ヴィクトル・ピンチュークが運営するピンチューク・アートセンターが2009年に設立。今回で4度目の公募実施となる。35歳以下のすべてのアーティストを対象としており、10月に発表される最終候補者は来年2017年2月にピンチューク・アートセンターで開催する展覧会に出品する。受賞者の発表および授賞式は同年4月に開催。グランプリ受賞者には賞金60,000ドルと新作制作費40,000ドルの総計100,000ドル(約1017万円)が与えられる(複数受賞者の場合は分割)。また、5名の審査員特別賞受賞者には賞金20.000ドル(約203万円)を贈呈。そのほか、オンライン投票によって、ピープルズチョイス賞を選出する。なお、最終候補者による展覧会は第57回ヴェネツィア・ビエンナーレ開催中のヴェネツィアに巡回予定。
応募は公式ウェブサイトにて、10月2日まで受け付けている。

 

フューチャー・ジェネレーション・アート・プライズ
http://futuregenerationartprize.org/

 

 



第1回(2010)
グランプリ:シンシア・マルセレ
審査員特別賞:ミルチャ・ニコラエ
ピープルズチョイス賞:ミルチャ・ニコラエ

第2回(2012)
グランプリ:リネッテ・イアドム・ボアキエ
審査員特別賞:ホナタス・デ・アンドラデ、ミコル・アサエル、アーメット・ユーグ、ライアン・タベット、マルワ・アルサニオス
ピープルズチョイス賞:小泉明郎

第3回(2014)
グランプリ:ナスティオ・モスキート、カルロス・モッタ
審査員特別賞:アスラン・ガイスモフ、ニキータ・カダン、ジャンナ・カディロヴァ

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