公募|おおさか創造千島財団

2015年12月、一般財団法人おおさか創造千島財団は、2016年度の大阪における創造活動に対する助成金対象事業の公募を開始した。

公募対象は、昨年と同じく、アーティストらの活動資金の一部を支援する「創造活動助成」と、クリエイティブセンター大阪(CCO)の無償提供および活動資金の一部を支援する「スペース助成」の二種類。いずれも助成金額の上限は100万円(金額は内容などを勘案して決定)。助成対象期間は、2016年4月1日から2017年3月31日まで(「スペース助成」の2年連続助成申請の場合は2018年3月31日まで)。

応募締切は2016年1月12日(※当日消印有効)。助成プログラムの詳細や申請書の入手方法など、応募方法に関する情報は、公式ウェブサイトを参照。選考方法は、有識者からなる選考委員会が「大阪の魅力向上・創造環境整備への寄与」「独創性」「実現性」「波及性」「助成金の必要性」などを踏まえた上で選考し、理事会の承認を得て決定する。選考委員は、甲斐賢治(せんだいメディアテーク企画・活動支援室室長/NPO法人remo[記録と表現とメディアのための組織])、橋本梓(国立国際美術館主任研究員)、橋本裕介(ロームシアター京都プログラムディレクター)、松村貴樹(『IN/SECTS』編集長)が務める。選考の結果は2016年4月上旬に各申請者に書面にて通知される予定。

おおさか創造千島財団は、2011年に千島土地株式会社の設立100周年を記念して設立された。翌年から公募助成事業を実施し、名村造船所大阪工場跡地を中心とした北加賀屋地区を拠点に、アートを切り口とした地域活性化に取り組んでいる。今回募集している助成事業のほか、同財団の所在地である大阪市・北加賀屋を創造拠点のモデルケースと捉え、北加賀屋で活動するアート関係者・団体等と連携し、活動資金の一部を助成金として交付するパートナーシップ助成(非公募)を行なっている。

おおさか創造千島財団http://www.chishimatochi.info/found/

Copyrighted Image