エマ・ラヴィーニュ(ポンピドゥ・センター・メス館長)特別レクチャー @ 京都国立近代美術館

2015年8月7日、京都国立近代美術館ではポンピドゥ・センター・メス館長で、第56回ヴェネツィア・ビエンナーレ・フランス館コミッショナーのエマ・ラヴィーニュによる特別レクチャーを開催する。

エマ・ラヴィーニュは1968年ヴェルサイユ生まれ。ソルボンヌ大学とエコール・デュ・ルーブルで美術史、建築史を学ぶ。2000年にパリの音楽博物館シテ・ドゥ・ラ・ミュージックのキュレーターに着任し、音楽や現代美術に関する数多くの展覧会を企画。2008年よりポンピドゥ・センターの現代美術担当キュレーターとして、歴代の女性アーティストの所蔵作品のみで構成した展覧会『Elles@centrepompidou』(2009-2010)や、ダンスを扱った『Danser sa vie』(2011-2012)、ピエール・ユイグの個展(2013)などを手がける。また、クリスチャン・マークレーが数千もの映画作品から時計が映っているシーンを抽出し、現実の時間と対応するように編集した24時間に及ぶ映像作品「The Clock」(2010)の同館での収蔵にも関わっている。2014年からポンピドゥ・センター・メスの館長に就任。現在開催中の第56回ヴェネツィア・ビエンナーレでは、フランス館コミッショナーとしてセレスト・ブルシエ=ムジュノの展示のキュレーションを担当した。なお、日本国内でも森美術館のリニューアル・オープン記念『シンプルなかたち展:美はどこからくるのか』で共同キュレーターを務めている。現在、今秋9月からポンピドゥ・センターで開催されるドミニク・ゴンザレス=フォルステルの個展を準備中。

エマ・ラヴィーニュ 特別レクチャー
「時限発火装置としてのアートセンター」

2015年8月7日(金)18:00-19:30
会場:京都国立近代美術館 1階講堂
定員:100名、無料、逐次通訳付き
http://www.momak.go.jp/
※当日17:00より1階インフォメーションにて整理券配布
主催:京都国立近代美術館、アンスティテュ・フランセ日本-関西

カタカナ表記は主催者資料に基づく。

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