公募|神戸アートビレッジセンター「ART LEAP 2018」

 

神戸アートビレッジセンター(KAVC)が、30歳以上50歳未満のアーティストを対象とした新しい公募企画「ART LEAP 2018」を設立した。

KAVCは、1996年に幅広い芸術文化を神戸から発信する複合施設として活動を開始。美術事業では、作家と連携した展覧会づくりを重視し、枠にとらわれない美術表現の可能性を追求する展覧会を実施してきた。これまでは、「神戸アートアニュアル」(1996-2005)や「1floor」(2008-2017)といった主に20代を対象とした育成支援プログラムに重点を置いてきたが、2018年度からは20代への育成支援を継続しつつも、その支援の幅を広げ、30代、40代のアーティストが新たな表現の創造と意欲的な挑戦を行なう舞台として、「ART LEAP 2018」を新設することとなった。

「ART LEAP 2018」では、2019年2月から3月に開催する1人/組による個展形式の展覧会プランを募集。30歳以上50歳未満の活動および発表経験を持つアーティストで、日常会話程度の日本語力を有する日本在住者であれば国籍は問わず応募、参加可能。そのほか、基本的に新作の出品が可能であること、また、展覧会の制作プロセスに関心を持ち、ミーティングや会期中の来館などプログラムへの積極的な参加が可能であることが応募、参加資格となる。サポート内容は制作補助費50万円をはじめとする経済的な支援や、KAVCスタッフによる展覧会制作のサポート、広報協力、展覧会記録カタログの作成など。

展覧会プランの応募受付期間は2018年2月19日〜4月5日(※当日必着)。4月中旬に一次審査の結果を通知し、5月19日に公開プレゼンテーションによる最終選考を行ない、出品作家を決定する。審査員は、美術評論家で詩人の建畠晢。建畠は、「これまでの実績を踏まえつつさらにスケールの大きな舞台での活躍を目ざそうとしているアーティスト」による意欲的な挑戦を期待するとのコメントを寄せている。

詳細および募集要項のダウンロードは公式ウェブサイトを参照。

 

「ART LEAP 2018」展覧会プラン募集https://www.kavc.or.jp/events/2217/

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