アジア太平洋酒造協会基金主催芸術賞、ファイナリスト決定

2011年9月26日、シンガポール美術館とアジア太平洋酒造協会基金(以下、APB基金)は、2011年APB基金主催芸術賞のファイナリスト15名を発表した。
2008年に始まった同賞は、3年に一度開催され、アジア太平洋地域におけるビジュアルアートの発展に、多大な貢献をもたらした作品に授与される。第1回は中国、インド、シンガポールなど12カ国が参加し、シンガポールのイオ・チー・キョンが受賞。
第2回となる今回は日本や韓国、オーストラリアなどが加わり、24の国および地域から130作品がノミネートされた。ファイナリスト15名による展覧会が11月11日よりシンガポール美術館にて開催(展覧会会期は2012年3月4日まで)。同月17日に同美術館館長のタン・ブーンフイや森美術館館長の南條史生を含む5名の審査員によって、最優秀賞、審査員賞が決定される。そのほか、一般からの最も多い支持を得た作品にはピープルズチョイス賞が贈られる。(オンラインおよび展示会場にて投票可能)
日本からは9作品がノミネートされ、会田誠の「灰色の山」(2009-10)がファイナリストとして選ばれている。

APB基金主催芸術賞
http://www.apb.com.sg/apb-foundation-signature-art-prize.html

ピープルズチョイス賞オンライン投票(10月1日より)
http://www.singaporeartmuseum.sg/signatureartprize/

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