テート・モダン、次のタービンホール・プロジェクトのアーティスト発表

2010年12月14日、テート・モダンおよびスポンサーであるユニリーバは、2011年10月11日より始まる次回の「ユニリーバ・コミッション・フォー・タービンホール」のアーティストをタシタ・ディーンに決定したことを発表した。

通称タービンホール・プロジェクトは2000年に始まり、ディーンのプロジェクトで12回目となる。現在は艾未未(アイ・ウェイウェイ)による『Sun Flower Seeds(ひまわりの種)』が開催中。

タシタ・ディーンは1965年生まれ。イギリス出身、ベルリンを拠点としており、主に16mmフィルムを使った作品で知られる。1998年にターナー賞、2006年にヒューゴ・ボス賞を受賞している。パリ市立美術館やテート・モダン、グッゲンハイム美術館で個展を開催している。CCA北九州での滞在および個展(2006)、またグループ展では『横浜トリエンナーレ2001』(2001) 、『ヴィデオを待ちながら 映像、60年代から今日へ』(東京国立近代美術館、2009)、『第2回恵比寿映像祭』(東京都写真美術館、2010)へ出品するなど、日本でも作品は馴染み深い。

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