国際写真賞「Prix Pictet」東京巡回展


© Valerie Belin Still life with pearls (2014)

2016年10月21日より、東京・表参道のBANK GALLERYを会場に、緊迫した社会問題や環境問題に寄与する優れた写真家とその作品を紹介する国際写真賞「Prix Pictet(プリピクテ)」の東京巡回展を開催する。

国際写真賞Prix Pictetは、資産運用・管理サービスを提供するピクテ・グループ(スイス)が2008年に創立。毎年決められたテーマのもと、300人近い専門家が推薦した約700人の写真家がノミネートされ、最終審査員の審査を経て各賞が発表される。6度目の開催となる今回のテーマは「Disorder(混乱)」。昨年、パリ市立近代美術館で開催された最終候補者による展覧会で、フランス出身のヴァレリー・ベランの受賞が発表され、ベランには100,000スイスフラン(約1052万円)が賞金として与えられた。また、東京開催に先立ち、ロンドンやローマ、ジュネーブなど、複数の都市で巡回展が開催されており、本展終了後もバルセロナやサンディエゴなどを巡回予定。

『Prix Pictet』展の出品作家は、グランプリを受賞したヴァレリー・ベランのほか、イリット・アゾレイ、マシュー・ブラント、マクシム・ドンデュック、アレクサンドリア・ファツィーナ、オリ・ガシュート、ジョン・ゴセージ、ピーター・ヒューゴ、ギデオン・メンデル、ソフィー・リステルユベール、ブレント・スタートン、ヤン・ヨンリャン。

国際写真賞『Prix Pictet Disorder(混乱)』東京巡回展
2016年10月21日(金)-10月27日(木)
Bank Gallery(東京都渋谷区神宮前6-14)
http://bank-gallery.com/
開廊時間:11:00-20:00

Prix Pictethttp://www.prixpictet.com/

カタカナ表記は主催者資料に基づく。

Copyrighted Image