フリーズ・ニューヨーク2014

2014年5月9日より、マンハッタン北東部のランドールズアイランドパークにて、世界各国から190以上のギャラリーが参加するアートフェア「フリーズ・ニューヨーク2014」が開催される。

ギャラリー部門には世界の主要なギャラリーに加え、ニューヨークのアートシーンに欠かせない非営利スペースのアーティスツ・インスティチュート、アーティスツ・スペース、ホワイトコラムも非営利部門として参加する。日本からは三年連続の参加となるTARO NASUと2012年以来の参加となるタカ・イシイギャラリーが参加。そのほか、2003年以降に設立されたギャラリーが参加するフォーカス部門にタケニナガワ、ミグロ現代美術館(チューリッヒ)キュレーターのラファエル・ガイガックスと、ニューヨークを拠点に活動するキュレーターのティム・サルタレッリがセレクションを担当したフレーム部門にはミサコ&ローゼンが竹﨑和征の個展形式で参加する。

チェチリア・アレマーニがキュレーションを担当するフリーズ・プロジェクツは、アレン・ルッパーズバーグが1971年のロサンゼルスで行なった「アルズ・グランドホテル」への賛辞の意味を込めたプログラムとなっており、田中功起やエヴァ・コチャットコヴァらが新作を展開する。

そのほか、トークプログラムには、プッシー・ライオット/ゾナ・プラーヴァのメンバーのマリア・アリョーヒナとナジェージダ・トロコンニコワ、第56回ヴェネツィア・ビエンナーレのアーティスティックディレクター、オクウィ・エンヴェゾー、UbuWebの創設者で詩人のケネス・ゴールドスミス、現在日本でも公開中の『アクト・オブ・キリング』の監督ジョシュア・オッペンハイマー、ドクメンタ14のアーティスティックディレクター、アダム・シムジックらの参加が予定されている。

Frieze New York
9 MAY – 12 MAY 2013
http://friezenewyork.com/

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