〈高松市塩江美術館〉塩江アートプロジェクト 高松明日香展 イメージの擬態

◇展覧会概要

展覧会名: 塩江アートプロジェクト 高松明日香 イメージの擬態
開催期間: 平成23年12月17日(土)~平成24年2月5日(日)39日間
開催場所: 塩江美術館企画展示室
開館時間: 午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)
入館料:   一般300円 大学生150円(常設展観覧料含む/団体は20名以上2割引)
       高校生以下、65才以上の方(長寿手帳等が必要)、障害者手帳等の保持者は無料
休館日:  月曜日(ただし1月9日は開館、1月10日は休館)、年末年始(12月29日~1月3日)
主催:    高松市塩江美術館

◇展覧会趣旨

塩江美術館では、塩江アートプロジェクトの一環として、高松市在住の高松明日香の展覧会を開催いたします。高松は1984年高松市生まれ。市立尾道大学院美術研究科修士課程を修了。2007年 TURNER ACRYL AWARD美術手帖賞受賞、2009年個展「トリミング」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館造形スタジオ)、2010年個展「ミラーズ」(トーキョーワンダーサイト本郷)などを経て、現在は香川を拠点に作品を発表しながら、伝統的な絵画技法の流れの中で、二次元の表現方法を模索しています。

絵画は写真の発明後にモチーフを写実的に写し取る役割から開放され、それ自体が自立した表現形態となりました。彼女は自ら撮影した写真やインターネットから拾い集めた画像、映画の一場面などのイメージから画面を構成して絵画の主題として描きます。現代を生きる画家として、モチーフの実在性や架空性、その形態の差異を追求する高松の描く絵画は、次元の中に漂う空気や時間の流れまでも表現し、見る者を画面に引き込む魅力を備えています。今展覧会では、自身の重要な制作テーマである「イメージの擬態」を追求するために、現在彼女が取り組んでいるモチーフのひとつである「鹿」を描いた絵画作品を中心に展示いたします。また、塩江上西小学校の児童が高松とともに制作した作品展示のほか、ワークショップを開催し、高松の絵画の魅力に迫ります。

1984年 香川県高松市生まれ
2007年 市立尾道大学 芸術文化学部美術学科デザインコース 卒業
2009年 市立尾道大学 大学院美術研究科修士課程 修了
     現在高松市在住、倉敷芸術科学大学芸術学部非常勤講師

◇高松明日香活動歴

【主な個展】
2009年 「トリミング」 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 造型スタジオ(香川)
2010年 「ミラーズ」 トーキョーワンダーサイト本郷(東京)
2011年 「高松明日香展」 あーとらんどギャラリー(香川)
2011年 「フロンティア」 高松天満屋アートギャラリー(香川)

【主なグループ展】
2009年 「トーキョーワンダーウォール入賞入選作品展」 東京都現代美術館(東京)
2010年 「神戸アートマルシェ2010」 神戸ポートホテル(兵庫)
      「In Focus インフォーカス 卒業生の現在」 MOU尾道白樺美術館(広島)
2011年 「ワンダーシード2011」 トーキョーワンダーサイト渋谷(東京)

【受賞】
2007年 TURNER ACRYL AWARD 2007 美術手帖賞(ターナー色彩株式会社)
2008年 TURNER ACRYL AWARD 2008 秋山孝賞(ターナー色彩株式会社)
2009年 トーキョーワンダーウォール2009 入選
2011年 トーキョーワンダーシード2011 入選

◇展覧会詳細
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/18439.html

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