<高松市美術館>トリック・アートの世界展 視覚の迷宮へようこそ!

高松スペシャル・バージョン!

私たちは,五感の中でもとくに視覚に頼りがちですが,見誤り,思い込みなど,視覚は実にだまされやすく,あてになりません。そこに目をつけた画家たちは古今東西,さまざまな「だまし絵」を手がけ,見る者をあざむき,楽しませてきました。そうした視覚へのあくなき挑戦は,現代にも引き継がれ,現代アートならではの多彩なトリック・アート作品が生み出されています。
本展覧会は,高松市美術館と他館のコレクションからトリック的な視覚上の仕掛けを施した現代美術作品のかずかずをご紹介するもので,これまで全国11会場を巡回し,各地で多くの入場者数を記録し人気を博した話題の展覧会「トリック・アートの世界展」を高松スペシャル・バージョンとして,ボリューム・アップして開催するものです。作品が追加出品されるほか,絵が動いているように見える,線がゆがんで見えるといった,驚異的な錯視(目の錯覚)図形の数々もご紹介します。現代アートに仕組まれたトリックのかずかずをお楽しみください。

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会期 2011年4月15日(金)~5月29日(日)
詳細 http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kyouiku/bunkabu/bijyutu/ex_special/s231.html

森村泰昌《肖像(ヴァン・ゴッホ)》

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