【次回展覧会】”TOKYO”-見えない都市を見せる

東京オリンピック・パラリンピックを2020年に控え、東京は文化都市としてどのような姿を見せているのでしょうか?デジタル化、商業化された文化の外観は、フラットでとらえどころのない荒野、洗練されているゆえに冷たい氷河のようにも見えます。東京が最初にグローバルに注目されたのは1980年代。ユニークな文化を生み出す東京の創造力がそこで一度花開きました。その後、震災と経済不況を経て、いま次なる文化を模索するプラットフォームがたちあがりつつあります。
本展は、東京を新たに「見いだす」二つの要素によって構成されています。一つは、各界で活躍する東京のクリエイターが各々のトピックでキュレーションする「東京」。もう一つは、国内外の作家が「東京」をテーマにつくる新作。
“TOKYO”展は、80年代の東京の文化の命脈–熱いマグマを引き継ぎながら、氷河を割って現れようとしている現在の東京の創造力を見せる展覧会です。アートだけでなく、音楽、映像、デザインなど幅広いメディアを通して、現在の可能性を「見えるように」していきます。

ARTISTS:
YMO+宮沢章夫/ 蜷川実花/ スーパーフレックス/ ホンマタカシ/ サーダン・アフィフ/ 岡田利規/ 目【め】/ EBM(T) / 林科/ 松江哲明 ほか計9ヶ国51組

会期:
2015年11月7日(土)―2016年2月14日(日)
開館時間:
10:00〜18:00*入場は閉館の30分前まで
休館日:
月曜日(2015年11月23日、2016年1月11日は開館)、11月24日、12月28日~2016年1月1日、1月12日
会場:
東京都現代美術館 企画展示室1F、3F
観覧料:
一般1,200円/ 大学生・専門学校生・65歳以上900円/ 中高生700円/ 小学生以下無料(ただし保護者の同伴が必要)

同時開催:
「MOTコレクション」2015年11月7日(土)-2016年2月14日(日)
「オノ・ヨーコ |私の窓から」2015年11月8日(日)-2016年2月14日(日)

その他詳細:
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/TAM6-tokyo.html

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