夏の原美術館コレクション展8/31まで

群馬 ハラ ミュージアム アーク

お隣の放牧場で見かけた羊たちのお食事風景。自前のウールを身にまとって暑くないのでしょうか…

さて、アークの現代美術ギャラリーA・B・Cでは夏の原美術館コレクション展を8月31日まで開催中です。(会期中無休。なお、7月30日・31日は特別展示室「観海庵」のみお休みとなります)


アークでは初めての展示となった加藤泉の彫刻「無題」(2008)です。これは原美術館の企画展「アート・スコープ2007/2008-存在を見つめて」(2008)のために制作され、その後コレクションに加わった作品です。


こちらは長期間継続して展示している草間彌生のインスタレーション「ミラー ルーム(かぼちゃ)」(1991)です。[撮影:米倉裕貴] 現在イタリアで第53回ヴェネチアビエンナーレが開催中ですが、この作品は第45回展(1993)の日本パビリオンに展示されて好評を博したものです。この写真だけではどういう空間なのかわかりづらいと思いますが、ぜひ実際に体感していただきたい作品です。


こちらは昨年建物を一新したカフェダールです。展示を見た後のランチやティータイムにご利用ください。大きな窓ガラスにアークの特徴的なトンガリ屋根が映りこんでいるのがおわかりになりますか。
カフェ棟の右手にあるのはアンディ ウォーホルの彫刻「キャンベルズ トマト スープ」(1981)です。ウォーホル作品におなじみのモチーフですが、これは高さ3メートルという巨大な作品です。(残念ながらカフェのメニューにキャンベルのスープはございません)

なお、特別展示室「観海庵」は8月1日から31日まで「動物たちの競演」をテーマに展示しています。

「動物たちの競演」から、狩野永徳「虎図」(四幅、桃山時代)の一部分です。これは、古美術の原六郎コレクションの中核をなす「三井寺旧日光院客殿障壁画」に属する作品です。

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