崔在銀展関連イベント 9/18(土)、10/31(日)

東京・原美術館より

「崔在銀 展―アショカの森―」 関連イベントのご案内


崔在銀 タイトル未定 2010年(参考図版)

ただいま準備の真っ最中の「崔在銀 展―アショカの森―」。崔在銀(チェ・ジェウン)の世界観をより深くご理解いただくため、2つの関連イベントを開催いたします。

まずは、崔在銀と南嶌宏による対談です。
1987年にスパイラル・ガーデンで開催された「To the Depth」展でいち早く崔を取り上げた南嶌氏。以後20余年にわたり、彼女の良き理解者として活動を見守ってきました。生け花から始まる崔作品の変遷や近年の制作のベースとなっている宇宙観などを、崔との対談形式で語っていただきます。

対談/崔在銀×南嶌宏
■日時:2010年9月18日(土) 14:30pm~16:00pm
■出演:崔在銀×南嶌宏(女子美術大学教授)
■参加費:無料(別途要入館料)
■申し込み方法:お電話かメールでご予約ください Tel: 03-3445-0669
E-mail: info@haramuseum.or.jp

[南嶌 宏 プロフィール]
1957年 長野県生まれ。筑波大学芸術専門学群芸術学専攻卒業。
国際美術評論家連盟理事、熊本市現代美術館長などを歴任後、女子美術大学教授に着任(芸術学部アート・デザイン学科アートプロデュース表現領域)。
専門は、現代美術思想研究、旧共産主義圏の現代美術研究、「反近代論」研究、「反ミュージアム理論」研究など。著書に、『Beato Angelo』(トレヴィル)、『Santa Maria』(トレヴィル)、評論集『豚と福音-現代美術の純度へ』(七賢出版)などがある。


崔在銀「幻想の裏面」2010年

イベント第2弾は、生命誌研究の第一人者、中村桂子による講演会、「樹が教えてくれること―時間と関係」です。
崔在銀の作品の背後に一貫して流れている生命についての思考は、中村氏の生命誌研究とも深く関わっています。共通の関心から25年以上も崔と親交を保ってきた中村氏が、自身の専門分野を通して崔作品の魅力を語ります。

講演会/中村桂子 「樹が教えてくれること―時間と関係」
■日時:2010年10月31日(日) 14:30pm~15:30pm
■出演:中村桂子(JT生命誌研究館館長)
■参加費:無料(別途要入館料)
■申し込み方法:お電話かメールでご予約ください Tel: 03-3445-0669
E-mail: info@haramuseum.or.jp

[中村桂子 プロフィール]
東京都出身。1936年生。理学博士。東京大学理学部化学科卒。同大学院生物化学修了。三菱化成生命科学研究所人間・自然研究部長、早稲田大学人間科学部教授、大阪大学連携大学院教授などを歴任。JT生命誌研究館副館長を経て館長に着任。著書に、『「子ども力」を信じて、伸ばす』(三笠書房)、『ゲノムが語る生命-新しい知の創出』(集英社新書)、『ゲノムの見る夢』(青土社、崔在銀との対談も収録)などがある。

———————————————————
次回展覧会「崔在銀 展 ―アショカの森―」
9月11日(土)~12月26日(日)

品川駅と原美術館を結ぶ無料ミニシャトルバス「ブルンバッ!」毎週日曜運行中。
[協賛:ブルームバーグL.P./アーティスト:鈴木康広]

チェーザレ ピッコ「Blind Date―暗闇のピアノコンサート」
9月16日(木)、17日(金)

「死なない子供たち」―荒川修作ドキュメンタリー映画上映会 
9月23日(木・祝)

http://www.haramuseum.or.jp
http://mobile.haramuseum.or.jp

Copyrighted Image