「ヤン フードン―将軍的微笑」展が始まりました

「ヤン フードン―将軍的微笑」展が始まりました。

東京・原美術館では、現代中国のアートシーンを代表する作家の一人、
ヤン フードンによる日本初の個展を開催しています。


本展ポスター


「将軍の微笑」2009年(撮影:木奥惠三)。

老将軍を囲む祝宴の様子を描いたこの作品、命の尊さ、また現実の厳しさにも関わらず、生きる事はやはり素晴らしいという、あたたかな作家の眼差しが感じられます。全長10メートル以上あるテーブルを中心に、モニターやプロジェクターを多数配した大型のマルチチャンネルビデオインスタレーション、かなり迫力があります!

また、毎週日曜日、展示室(ギャラリーI)にて出品作品「バックヤード ほら、陽が昇るよ!」(13分)を35ミリフィルムで上映します(他の日はDVDで上映)。映写技師の技術を間近で観察し、フィルムの回転音を聞きながら作品鑑賞することができます。デジタルにはない、フィルム独特の質感を味わっていただける貴重な機会ですのでたいへんお薦めです。

ぜひ本展を見にいらしてください。
年内は12月27日(日)まで、年始は1月5日(火)から開館いたします。
では、皆様、良いお年をお迎えください!
http://www.haramuseum.or.jp

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