リポート 高鈴 Live at hara museum

2010/02/21に原美術館ザ・ホールにて、メンバーシッププログラムの一環として開催された高鈴(こうりん)ライブ。遅ればせながらご報告です!

当日はまさに満員御礼。
せっかくお申込いただいたのに、ご覧いただけなかったお客様も出てしまいました。ごめんなさい。
中庭を背に演奏するステージのため、庭に100個ほどのキャンドルを灯し、高鈴の背景を演出。なかなか幻想的です。

まずは、高鈴の作曲担当のアッキーこと山口彰久さん、ゲストの日俣綾子さん、真船勝博さんによるオープニング演奏。なんとこの日のために、制作していただいたスペシャルな曲を演奏してくださいました。


盛り上がってきたところで、高鈴のヴォーカル、たかねちゃんこと、山本高稲さんの登場。割れんばかりの拍手で迎えられました。


CD音源ももちろん素晴らしいですが、ライブで聴くと、高稲ちゃんのヴォイスは、CD音源では伝えきれない、心を震わせてくれるような強い波動を感じます。満員の熱気の中、じんわりと心の底から「今ここにいて良かった」と思える何かを私たちに直接手渡ししてくれる。そんな歌声。


もちろんアッキーのトークも。
もう。この日の皆さん、とびきり輝いていました。


最後まで途切れずに一気に堪能するライブ構成。
あっという間の1時間半でした。

高鈴のお二人には昨年より何度も足を運んでいただき、色々なお話をさせていただき、今回のライブ実現の運びとなりました。
日常、見える形でがらりと社会を変えることはできないけれど、きっと少しずつ何か人の心に残って先に歩むための力になることができるのでは…。
アーティストの思いは、現代美術でも音楽でも共通するね。
そんな美術館と高鈴のお互いの思いを込め、作り上げてきた今回のライブ。
皆さんにもお伝えできたのでは。と思います。

お越しいただきましたお客様、並びに高鈴と高鈴スタッフ皆さんに心よりお礼を申し上げます。

これから高鈴のお二人は全国を周り、また東京に戻ってくるとのこと。
高鈴のホームページなどでぜひチェックしてください。

高鈴公式ホームページ:http://www.torinokoiro.jp/callin/

原美術館では、現代美術をもっと身近に楽しみたい方のために、メンバーシッププログラムをご用意しています。くわしくはこちらへ。
http://www.haramuseum.or.jp/jp/common/membership/index.html

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