夏の観海庵:「躍動を描く」展 7/29まで

群馬 ハラ ミュージアム アーク
夏の観海庵:「躍動を描く」展は7月29日まで
梅雨も明けて盛夏到来。ハラ ミュージアム アーク周辺の緑も鮮やかさを増してきました。

昨年の増築工事完成から満一年になろうとしています。

右側に見えるトンガリ屋根の部分は、増築工事で誕生した特別展示室「観海庵」です。
また、美術館の東側には放牧場が隣接しています。「観海庵」に通じる回廊から、のんびり草を食む馬や羊の姿を眺めることもできます。この動物たちはお隣の伊香保グリーン牧場が飼育しているものです。

「観海庵」では7月29日まで「躍動を描く」をテーマにした展示を行っています。上の画像は、出品作品の中から、江戸時代に描かれた「角力図屏風」(六曲一双)の左隻です。
角力(=相撲)の内容自体は今も昔も変わらないと思われますが、どうでしょうか。
「観海庵」は古美術(原六郎コレクション)の展示を主体とした和風の空間ですが、原美術館が所蔵する現代美術作品も織り交ぜてご鑑賞いただけるのが特徴です。

「観海庵」の入口(前室と呼んでいます)にはアニッシュ カプーアの彫刻「虚空」を常設展示しています。[撮影:斎藤さだむ]

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