ART iT + CNAC LAB 共催シンポジウム&特別上映会 ゲスト:都築響一

都築響一と観る、フィッシュリ&ヴァイスの世界

チューリッヒ出身のダヴィッド・ヴァイスとペーター・フィッシュリは、1979年頃から、フィッシュリ&ヴァイスとして共同制作を開始し、日常的なものやステレオタイプなどを用いながら、“常識”を揺さぶるような作品の制作、発表を続けてきました。タイヤや椅子、ペットボトルなどの日常的なものが、重力や遠心力などによって、ドミノ倒しのようにエネルギーを伝えていく様子を記録した30分間の映像作品「事の次第」は代表作のひとつとして知られています。2003年のヴェネツィア・ビエンナーレでは、数カ国語の手書きの問いが複数のスライド・プロジェクターからランダムに投影される「無題(質問)」を発表し、金獅子賞を受賞。しかし昨年春に、ペーター・フィシュリが癌のために66歳で惜しくも他界しました。矛盾に満ちた現代社会を、ユーモラスに描くフィッシュリ&ヴァイスの作品群。そんな彼らに敬意を示し、CNAC LABでは、編集者・写真家の都築響一氏を迎え、彼らの代表作である「事の次第」を含む3作品の特別上映&シンポジウムを開催します。

ゲスト:都築響一
開催日時:2013年3月30日(土)15:00 – 18:00
開催場所:CNAC LAB
入場料:1000円(税込、1ドリンク)
   ※当日受付にてお支払いください。
予約制

プログラム
1.ゆずれない事(30分)
2.事の次第(30分)
3.都築響一氏による作品解説およびトーク
4.正しい方向(55分)

詳細、お申し込みはこちら。
http://www.cnac.jp/lab/symposium/detail.php?entry_id=0000000054

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