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ニッポン国デザイン村 番外編 (ヨーロッパ)

iTunesとしての展覧会と、DJとしてのキュレイター  唐突だが、みなさんは音楽をどうやって聴いているだろうか。お気に入りのCDやレコードを棚から探し出して、ステレオにセットして・・? でも多くのひとは、もうiTunesで好みの曲やアーティストをクリックするだけだろう。  何年View More >

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ニッポン国デザイン村:11

おかんアートという時限爆弾 メインストリームのファインアートから離れた「極北」で息づくのがアウトサイダー・アートであるとすれば、もうひとつ、もしかしたら正反対の「極南」で優しく育まれているアートフォームがある。それが「おかんアート」。その名のとおり、「おかあさんがつくるアート」のView More >

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ニッポン国デザイン村:10

コスプレの闇 いまや国際語となった「コスプレ」。ディズニーやマーベルコミックスが世界の漫画・アニメ界を支配していた時代には、ほとんど存在しなかった「お気に入りのキャラクターになりきる」という作品とのつきあいかた――だってミッキーマウスやドナルドダックやスーパーマンのコスプレが、どView More >

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ニッポン国デザイン村:9

妄想芸術劇場 「露出投稿雑誌」というメディアがあるのを、ART iTを読むような方々はご存じだろうか。「露出」といっても写真の露出=exposureではなくて、「露出狂」の露出=exhibitionismの露出。つまり野外や公共の場所で、あられもない姿を晒し、それを撮影した画像にView More >

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ニッポン国デザイン村:8

「トリックアート」に教わるもの ひさしぶりに取れた休日、温泉にでも行こうと、とりあえず那須塩原方面にクルマで出かけると・・大震災による影響で、どこのお土産屋や観光スポットも閑散としているなか、一ヶ所だけ駐車場が満杯に近い賑わいを見せているところがあった。思わずアクセルをゆるめて近View More >

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ニッポン国デザイン村 : 7 

震災絵画 最初に、このたびの大震災にあたり、被災されたみなさまに心からお見舞い申し上げます。一日も早く、安全な環境で、平常の生活に戻れますよう。 しかしいまだ余震が続くなか、被災地の美術館が当分のあいだ閉館されるのはもちろん、被災地以外でも中止や延期を余儀なくされる展覧会が続出しView More >

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ニッポン国デザイン村 : 6

アウトサイダーの書 去年10月末から12月頭まで六本木の新国立美術館で開催され、いまも全国を巡回中の『第42回日展』。東京展だけで来館者17万5000人、各地の巡回展を合わせた入場者総数50万人以上(第41回統計分)、総陳列点数が3091点!という、日本最大の美術展覧会にして、現View More >

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ニッポン国デザイン村:5

失われたラジカセを求めて HITACHI TRK-W4U, (ca.1984), 50×15 cm 「パキスタン人が盗難車を集めてこっそり輸出」とか「大量の自転車が万景峰号に積まれて北朝鮮に」なんて事件が話題になるたびに、出てくるのが「ヤード」という存在である。山奥や休View More >

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ニッポン国デザイン村 番外編(タイランド)

地獄の歩き方 地獄に行きたい人間は、あまりいない。 なるべくイヤなこと、体験したくないことを何百年、何千年にわたって、何億人もが考え抜いた、究極のネガティブ・イメージ。それが地獄というものであるはずだ。 それなのに世の中には、死んでからしか行けないはずの地獄を、いますぐ味見してもView More >

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ニッポン国デザイン村:4

飲み屋に教わる建築のリアリティ もう3年間近くも「来夢来人」と名のつくスナックの取材に、日本各地を回っている。アサヒカメラという月刊写真誌の連載企画だが、北は北海道の漁村から南は与那国島の飲み屋街まで、30軒あまりの<スナック来夢来人>を訪ね歩くのは、ほんとに楽しい経験ばかりだっView More >

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