ホー・ツーニェン《ヴォイス・オブ・ヴォイド – 虚無の声》レビュー
YCAMとの約2年間にわたるコラボレーションを通じて制作されたホー・ツーニェンの新作《ヴォイス・オブ・ヴォイド – 虚無の声》。馬定延は、同作の「声」を手がかりに、京都学派、そして、ひとつの枠組みに囚われない「歴史の主体」に関心を寄せるホーの視座を探る。
YCAMとの約2年間にわたるコラボレーションを通じて制作されたホー・ツーニェンの新作《ヴォイス・オブ・ヴォイド – 虚無の声》。馬定延は、同作の「声」を手がかりに、京都学派、そして、ひとつの枠組みに囚われない「歴史の主体」に関心を寄せるホーの視座を探る。
不特定多数の人の目にさらされる 作ることについて 岡啓輔(蟻鱒鳶ル)×増本泰斗(ARTISTS’ GUILD) ※本対談は、『あなたは自主規制の名のもとに検閲を内面化しますか』(torch press)収録の記事から一部抜粋・転載したものです。 ワーク
iTunesとしての展覧会と、DJとしてのキュレイター 唐突だが、みなさんは音楽をどうやって聴いているだろうか。お気に入りのCDやレコードを棚から探し出して、ステレオにセットして・・? でも多くのひとは、もうiTunesで好みの曲やアーティストをクリックするだけだろう。 何年
戦後の日本写真を作り上げた代表的な写真家である東松照明が、2012年12月14日に肺炎のため那覇市内の病院で亡くなった。享年82歳であった。 広島と長崎への原爆投下から14年を経た1959年に、写真エージェンシー「マグナム[Magnum]」をモデルにして、東松は他の写真家と共に写
スタジオ・ムンバイについて 文/日埜直彦 Studio Mumbai Reading Room ではなぜあなたは建築をやっているのか?と敢えて聞かざるを得なかった。 スタジオ・ムンバイを主宰するビジョイ・ジェイン氏のインタビューを進めながら次第につのっ
Videmus(われわれが見る)――小林耕平「タ・イ・ム・マ・シ・ン」 文/平倉圭 すべての画像:小林耕平「タ・イ・ム・マ・シ・ン」(『14の夕べ』、2012年9月5日、東京国立近代美術館)写真:前澤秀登 人は思考する。物 thing は思考するだろう
インディペンデントキュレーターの東谷隆司が2012年10月16日に亡くなった。1999年に世田谷美術館で『時代の体温』という日本の美術史に残る展覧会を企画した後、オペラシティギャラリー、横浜トリエンナーレ、森美術館の、いずれも立ち上げに関わった彼は、2008年に複数のキュレーター
ペドロ・レイエス:パズル 文/オクタビオ・ザヤ Installation view of Mutantes (Mutants, 2012) at LABOR, Mexico City. All images: Courtesy Pedro Reyes and LAB
Lift (2005), C-Print/Diasec, 190 x 150 cm. © Thomas Demand, VG Bild-Kunst, Bonn / APG-JAA, Tokyo. All images: Courtesy Sprueth Magers Berlin
線、模型、さらなる幻影 文/アヴィーク・セン Top: Lime Works (Factory Series) #30504 (1992). Bottom: Lime Works (Factory Series) #41408 (1994) Both: Courtesy of T
おかんアートという時限爆弾 メインストリームのファインアートから離れた「極北」で息づくのがアウトサイダー・アートであるとすれば、もうひとつ、もしかしたら正反対の「極南」で優しく育まれているアートフォームがある。それが「おかんアート」。その名のとおり、「おかあさんがつくるアート」の
コスプレの闇 いまや国際語となった「コスプレ」。ディズニーやマーベルコミックスが世界の漫画・アニメ界を支配していた時代には、ほとんど存在しなかった「お気に入りのキャラクターになりきる」という作品とのつきあいかた――だってミッキーマウスやドナルドダックやスーパーマンのコスプレが、ど