津田道子 からだの天気 @ 慶應義塾ミュージアム・コモンズ

参考作品:津田道子《so far, not far》よりスチル画像、2023年 © Michiko Tsuda Courtesy of TARO NASU. photo by Yuji Oku参考作品:津田道子《so far, not far》よりスチル画像、2023年 © Michiko Tsuda Courtesy of TARO NASU. photo by Yuji Oku

 

津田道子 からだの天気
2026年10月28日(水)–12月24日(木)
慶應義塾ミュージアム・コモンズ展示室(三田キャンパス 東別館)
https://kemco.keio.ac.jp/
開館時間:11:00–18:00(11/6は19:00まで)
休館日:土、日、祝(ただし、10/31、11/28、12/19は開館)、11/30、12/14
展覧会URL:https://kemco.keio.ac.jp/all-post/20261028/

 

慶應義塾ミュージアム・コモンズ(KeMCo)では、同時代のクリエイションとの接続を試みる現代アートの展覧会シリーズの第3回として、身体や映像を通して世界を認識する方法を探究してきた美術家・津田道子の個展「津田道子 からだの天気」を開催する。

津田道子(1980年神奈川県生まれ)は、インスタレーション、映像、パフォーマンスなど多様な形態で、鑑賞者の視線と動作によって不可視の存在を示唆する作品を制作してきた。空間把握と時間把握に関わる知覚の操作によって、人間の認識能力の危うさや、その危うさゆえにかいまみることのできる幻想の豊饒さについて、継続的に探究している。2013年に東京芸術大学大学院映像研究科で博士号を取得。2016年より神村恵とのユニット「乳歯」としてパフォーマンスを行なう。2019年にACCのグランティとしてニューヨークに滞在した。2021年よりランニングを始め、レクチャー・パフォーマンスのようなランニング・イベント「and run」を展開している。Tokyo Contemporary Art Award 2022-2024を受賞し、2025年より京都市立芸術大学准教授を務める。近年の主な展覧会に、個展「あなたは、翌日私に会いにそこに戻ってくるでしょう。」(Dom Art Project、ドバイ、2025)、グループ展「スペクトラム スペクトラム」(銀座メゾンエルメス フォーラム、東京、2025)、個展「津田道子 so far, not far」(金沢アートグミ、石川、2023)などがある。

 

参考作品:津田道子《so far, not far》よりスチル画像、2023年 © Michiko Tsuda Courtesy of TARO NASU. photo by Yuji Oku参考作品:津田道子《so far, not far》よりスチル画像、2023年 © Michiko Tsuda Courtesy of TARO NASU. photo by Yuji Oku

 

本展は、走ること、登ること、潜ること、運動によって刻々と変化する「からだ」を起点に、身体と都市、地形や環境のあいだを行き来しながら、その重なりやゆらぎをめぐる。そうした変化のなかで立ち現れる私的な感覚や、そこから想起される記憶に基づく思考は、都市に堆積する歴史や水脈のようなひろがり、地殻の時間へと誘われ、現実と空想、現在と過去のあわいを漂う。津田が近年行なうダイビングで捉えた海底映像から生まれる新作の展示をはじめ、身体・都市・地形、それぞれの息遣いが重なり合う場を立ち上げる。会期中にはアーティスト・トークのほか、イベントの開催が予定されている。また、展示作品および関連イベント等を掲載した記録書籍が2027年3月末に刊行される。

 

関連イベント
アーティスト・トーク
2026年12月23日(水)
※詳細は展覧会ウェブサイトを参照

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